![]() | フランス語のABC 数江 譲治 白水社 2002-12 |
フランス語入門書のロングセラーです。
この本の特徴は、ずばり、そのとっつきやすさに尽きます。
情報量がしぼられているので、発音から接続法まで、その単元の全体像をさっと知るのに適しています。そのため、「新・リュミエール」を使って本格的な勉強を始めてからも、しばしば参照しました。
もちろん仏検を目指して本格的に勉強をしようとしている方には、情報量がしぼられているため、適さないでしょう。あくまで、ごくごく入門期に、浅く広くさらりと全体像を知りたい人むけです。
というわけで、パリ旅行までの3ヶ月の間の入門書を探していたわたしには、ぴったり。とっつきやすいせいで、そのつもりがないのに、ついつい読み進めて、章末の練習問題をクイズのように楽しんでいました。
むかしからある地味な本でわたしは好きですが、とくに人さまに強くおすすめする本ではありません。
ただし、近ごろ出版される分かりやすさをうたった入門書の、内容うんぬんの前に、どうもそのくだけた言葉づかいに抵抗を覚えてしまう、という、わたしのような少数派には、落ち着いた雰囲気の本書がお気に召すかもしれません。
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