2005年04月27日

「絵でわかるフランス語基本単語1500」



CD BOOK 絵でわかるフランス語基本単語1500
伊藤 緋紗子
明日香出版社 2000-10




 本書は、日常生活でよく用いられる基本単語が品詞別、場面別に、計1,500語収録されています。添付CDが、見出し語を「日本語→フランス語」の順で発音してくれます。

 わたしは、この単語集を購入する前に使っていた「聞くだけのラピッド暗記単語帳」に対して、クイズ形式に録音されているCDが単語を記憶するのにたいへん役立ったという思いと、収録語彙にやや偏りがあるという不満、の双方を持っていました。

 そのような時に本屋で見かけた本書は、まずデザインがラピッドと比べると天と地ほど美しかったうえに、収録語彙がやや女性むけに偏っているきらいはあるものの、ラピッドと比べるとまだ標準的でありました。

 しかも、CDがラピッドと同じように「日本語→フランス語」の順で読んでくれるというのです。このクイズ形式のCDの威力はラピッドで経験済みです。

 さらに、これまたラピッドと同様に、名詞の場合は冠詞つきで読んでくれるため、男性・女性の記憶も同時にできるという優れものです。 

 これならラピッドの長所はそのままに、短所が改善されているではないか、ということで、わたしは、いちもにもなく本書を購入しました。

 しかし、残念なことに、すぐに使いづらいことが判明しました。

 まず第一に、CDが「日本語→フランス語」の順に読んでくれるのはいいのですが、ラピッドのように日本語とフランス語が発音されるあいだにポーズがなく、ひとつのカテゴリー内の単語が続けて読まれてしまうのです。

 そのため、ラピッドの時のように、ポーズのあいだに考えることによって、記憶を定着させる、というクイズ方式の最大の利点を得られないのです。

 さらに、ラピッドでは冠詞には un と uneがつけられているのですが、本書ではle と la でつけられているため、母音で始まる単語の場合、エリジィオンが起きてl' になってしまうため、せっかっくの男性・女性の区別も音声からは区別できなくなってしまうのです。

 というわけで、期待して買ったぶん、落胆も大きかったのですが、参考書選びにはつきものなので、しかたありません。こういう経験が、逆に、良書とめぐりあった時の喜びを増してくれるのでしょう。  

   もちろん、本書はわたしの利用法に適さなかったというだけのことで、別の利用法のもとでは、価値を発揮してくれるはずです。








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