
わたしは、フランス24などのニュース記事を読むうえで前提となる基礎知識を得るために、「フランス現代史
そのころのわたしは、「沸騰するフランス
そこで、2冊目にわたしが選んだのが、「沸騰するフランス
本書は、1944年8月15日のパリ解放からシラク時代にいたる戦後フランス史が非常にコンパクトにまとめられた中公新書の1冊です。
わたしは知りませんでしたが、本書は、最近出版されたフランス現代史関連の本を開けば、たいてい参考文献に挙げられているほど、かなりメジャーな本のようです。

高校時代に世界史を苦手としていたわたしでも、このときばかりは、フランス現代史が、まさに興味の対象のど真ん中にあったこともあり、ほんの数日間で、一気に読み通してしまいました。
しかし、300ページあまりの薄い新書とはいえ、どっしりとした、かなり充実した内容なので、そこそこ本格的にフランス現代史を学びたい人向けの、ちょっと詳しめの入門書と言えるでしょう。
少なくとも、わたしが1冊目に読んだ「沸騰するフランス
途中、ミッテラン時代は、素人のわたしにはデータが細かすぎて読み飛ばす箇所がいくつかありました。
ただ、そんなときでも、ことあるごとに目次に立ち返り、自分がどの時代のどこを読んでいるのかを常に把握するように努め、些事にはこだわらず、骨太の理解をするように心がけました。
また、本書は、1998年に出版されているので、シラク時代は30ページ弱の分量しか記述がありません。
そこで、わたしは、本書のあと「シラクのフランス

以下は、わたしのお薦めする「フランス現代史基本3セット」です。
@ 「沸騰するフランス
A 「フランス現代史
B 「シラクのフランス
この3冊のうち、「フランス現代史
他方で、「沸騰するフランス
いずれにせよ、この3セットを読むと、フランス語関連のニュースを読むのが、ぐんと楽しくなること、請け合いです。
とりわけ、「フランス現代史

【 目 次 】
第1章 フランスの解放とドゴール臨時政府
第1節 フランス解放の光と影
第2節 終戦処理とドゴール臨時政府
第2章 第四共和制の成立と展開
第1節 第四共和制の成立
第2節 冷戦下のフランス外交
第3節 1947年〜48年の危機(三党政治の崩壊)
第4節 第三勢力(中道政治の時代)
第5節 第四共和制の右傾化
第6節 フランス帝国の黄昏
第7節 アルジェリア紛争の混乱
第3章 ドゴール時代
第1節 第五共和制の発足
第2節 アルジェリア紛争の終結と第五共和制の確立
第3節 「フランスの偉大さ」を求めたドゴール外交
第4節 フランスの近代化
第5節 1965年大統領選挙と67年総選挙
第6節 ドゴール的共和国の終焉
第4章 ポストドゴールの第五共和制
第1節 ポンピドゥー時代
第2節 ジスカール・デスタン時代
第5章 ミッテラン時代
第1節 ミッテラン政権の誕生
第2節 社会党政権の試練と政策転換
第3節 コアビタシオン(保革共存)
第4節 ミッテラン大統領再選
第5節 国民戦線の躍進と移民問題
第6節 ミッテラン外交
第7節 第二次ミッテラン政権
第8節 第二次コアビタシオン政権
第6章 シラク時代
第1節 シラク大統領誕生
第2節 シラク政権の展開
第3節 第三次コアビタシオン
