2007年11月26日

 「絵で見るフランス語」



 絵で見るフランス語


 「絵で見るフランス語」は、わたしが、独学でも何とか、フランス語を話す訓練が出来ないだろうかと考えて、購入した参考書です。



(1)フランス語を話す練習用に



 フランス語を独学していていちばん困るのは、どうやってフランス語を話す訓練をするか、ということです。

 フランス語の4技能「読む・聞く・書く・話す」のうち、他の3つは、独学でも何とかなりそうですが、こと「話す」となると、独学ではなかなか難しいものがあります。

 習うより慣れろ、という観点からすれば、フランス語の学校にでも通って、実際にフランス人と会話をするのが最適なのでしょう。

 しかし、今のところ、もろもろの事情により、フランス語学校に通うという選択肢は、わたしにはありません。

 そうなると、何とか自分で工夫をして、フランス語を話す訓練をしなければなりません。

 とくに、わたしの場合、フランス語検定2級の2次試験で手痛い目にあっていますから、フランス語で話す訓練は、喫緊の課題なのです。

 そこで、独学者のわたしでも、フランス語を話す訓練ができないだろうかと考え、選んだのが、本書「絵で見るフランス語」でした。



 絵で見るフランス語



(2)「絵で見るフランス語」3つの特色



 特色1 4コマの絵が分かりやすい


 「絵で見るフランス語」の1つめの特色は、連続した絵が、学習者の段階的な理解を自然に促進してくれる点にあります。

 「絵で見るフランス語」は、4コマ漫画のように、1ページが田んぼの田の形に4分割されていています。

 そして、その4分割されたスペースに、一筆書きのような簡単な絵がそれぞれ描かれています。

 それぞれの絵には、その絵を説明する簡単なフランス語が付いています。

 4つの絵は、学習者が順に見ていけば、自然にそのページのフランス語が理解できるように、少しずつ段階的な変化をしていきます。



 絵で見るフランス語

 

 特色2 使われているフランス語が易しい



 「絵で見るフランス語」の2つめの特色は、使われているフランス語が、とても易しいということです。

 使われている単語は、約300語だそうです。

 仏検5級に必要な単語レベルが約500語ですから、それよりも平易な単語が使われているのです。

 その上、初めて出てくる単語には、必ずそのページの下に、発音記号が記されますので、本書を勉強する上で、単語が障害となることはありません。

 ひとつひとつの文章も短く、構文は非常に簡潔で無駄がありません。

 ちょうど中学の英語の教科書に出てくる英文に似た感じです。

 しかし、読むフランス語と違って、話すフランス語は、このレベルで十分です。

 それに、これだけ短くて構文も簡単なのに、いざ口に出してみようとすると、なかなか難しいものです。

 そもそも、わたしは、むしろ、このようなシンプルな例文が自由に使いこなせるようになることこそ、フランス語を話す訓練の第一歩だと、考えているので、とても満足しています。


 絵で見るフランス語 



 特色3 全例文を読み上げるCDがある



 「絵で見るフランス語」の3つめの特色は、4コマの絵についているフランス語を読み上げてくれるCDがあるということです。

 この2枚組みのCD(別売)は、テキストの絵についているフランス語をすべて読んでくれます。

 例文と例文のあいだに、ちゃんと間があるので、耳で聞いた後に、自分でくり返す時間的余裕があります。

 わたしは、テキストではなく、主にこのCDを使って、フランス語を話す練習をしているのです。

 具体的には、まず、CDを聞きながら、テキストの絵を見て、そのフランス語を理解します。

 テキストの絵とフランス語が理解できたら、いったんテキストは閉じてしまいます。

 次に、今度は、CDの音声だけを聞いて、すぐに口でくり返すのです。

 ここで大事なのは、ただくり返すのではなく、絵を思い描くことです。

 絵を思い描きながら、フランス語を口に出することではじめて、フランス語を話す訓練として意味が出てくるのだと、わたしは考えているからです。

 例文が口になじみ、絵もしっかり思い描くことが出来たら、次のページに進んで、同じことをくり返します。

 実際には、携帯プレイヤーに入れて、歩きながら聞いているので、テキストを開く機会は、ほとんどありません。 

 以上のように、もっぱらCDを聞いて、絵を思い浮かべながら、口になじむまでそれをくり返す、というのが、わたしの「絵で見るフランス語」の利用法です。

 中学英語のような、ごく簡単な構文のフランス語ばかりなので、聞き取りや話す力に問題を抱えるわたしには、とてもよい訓練になります。

 もっと早くから知っていれば、学習の初期から徹底的に聞き込んだのに、とちょっぴり残念です。


 絵で見るフランス語



(4)本書からの引用



 「絵で見るフランス語」について、もっと詳しく知りたい方のために、以下では、わたしが本書を選ぶときに参考になった文章を、いくつか引用しました。 

 引用先は、次の3箇所です。

 1 CDの説明書
 2 テキストの帯び
 3 テキストの折り返し

 わたしの拙い説明よりも、何倍も、参考になるでしょう。

 とくに、CDの説明書に添付されていた解説は、非常に分かりやすく、お勧めです。

 なお、その前に、百聞は一見にしかずで、なか見!検索を使って、テキストの中身を実際に見ておいた方が、イメージしやすいかも知れません。



1 CDの説明書からの引用



 Through Pictures Series について



 このリスニングCDは、ハーバード大学教授I・A・リチャーズとその協力者クリスティン・ギブソンの、10年以上にわたる長い年月を費やした研究の後に開発された、語学教授法Graded Direct Method にもとづいて作成されたものです。

 外国語を習得する上での最大の障害の1つに、まず語彙の問題があります。
 
 外国語の勉強を始めた人たちが、単語を覚えることに嫌気がさして、学習を途中で投げ出してしまうことも少なくありません。

 リチャーズは、自分自身が中国の大学で英語を教えた経験から、外国人に対する英語教授法に関心を持ち、大学に帰任してからもその研究を続けました。

 よき協力者であったギブソンとともに10年以上の研究と、各地における実験の積み重ねの中から、何度も改良を加えて「English Through Pictures(絵で見る英語)」を完成させ、同時にこの本を使って教授法を発表しました。

 この教授法は、Graded Direct Method(段階式直接法)と呼ばれています。

 「絵で見る英語」の出版以来、英語以外の外国語にもこの教授法は採用されました。

 リチャーズは、英語以外の外国語版の作成にあたっては、それぞれの言語の専門家チームに加え、最新の注意を払いテキストを完成させています。



絵で見るフランス語



 GDM(段階式直接法)の特徴



単語が少なくて学びやすい


 

 リチャーズとギブソンがこの教授法に取り入れた特徴の1つが、できるだけ少ない語数で初心者が日常生活を表現できるようにするということでした。

 単語を数多く覚えるということが、初心者が外国語学習に挫折する一番大きな原因であることに注目し、まずその障害を取り除くことを考えたのです。



語や表現が段階的に並べられている


 
 GDMのMは、Method の略で、学ぶ方法という意味です。

 Gは、Graded ですが、階段を1段ずつ上がるように、内容が順序よく組み立てられているということです。

 1つのページで習った語や表現が、次のページの言葉や表現を学ぶのに役立つように考えられています。

 

外国語を直接的に学ぶ



 Dは、 Direct の略で、これは日本語に訳したり、日本語で説明しないで、外国語を直接的に学ぶということです。

 連続した絵を順に見ていくうちに、そこで使われている語や表現の意味や使い方がはっきりしますので、それぞれの言葉や文章を日本語に訳したり、辞書を引いて調べたりする必要はありません。



自分で学習される方へ


 収録時間は126分ほどです。どのくらいのペースで学ぶかは、それぞれの方の語学力や、どれくらい時間的な余裕があるかなどにより違ってきます。

 あまり他人のことは気にせずに、自分のペースで学習を進めましょう。

 ただ、間違いなく言えることは、短い時間であっても毎日続けるということです。

 思い出したように時々長時間聞いてみても、あまり効果はありません。

 使用されている語や表現は、英語でいえばいずれも中学校程度の語学力で理解できるものですから、何となく頼りない感じがするかもしれません。

 問題はそれを読んで理解するだけでなく、それを表現の手段(話す・書く)として、十分に使いこなせるかどうか、ということです。

 十分に時間をかけ、それぞれのページの表現を自分のものにしてから、次に進むよう心がけて下さい。



 絵で見るフランス語

 

効果的な学習法


 まず音声を聞く前にそれぞれのページの絵を見てください。

 絵を見て内容を理解してからテキストの表現を読んで確認してください。

 それぞれの表現は日本語に翻訳しないで、テキストの原文のまま理解し、その表現が指している「もの」あるいは「こと」をよく覚えるようにしてください。

 1.テキストの絵を見ながら音声を聞いてください。

 2.音声に続いて、テキストを見ないで発音してみましょう。

 その後でもう一度音声を聞いて、自分の発音が正しいかどうか確かめてください。

 3.音声を聞きながら、それぞれの表現をノートなどに、テキストを見ないで書いています。

 その際、自分でも口に出して発音しながら書いてください。

 そして、それをテキストで確認してください。

 
 絵をみる、聞く、発音する、それに書くという、自分自身の感覚を十分に利用しながら、自信がつくまで繰り返し練習をしてください。



 絵で見るフランス語



2 テキストの帯からの引用


 フランス語をフランス語のまま覚えよう!!

 シリーズ累計50万部突破!!


 連続した絵を使って、基本単語と重要な構文を無理なく習得することができます。

 いちいち日本語に訳したり、辞書を使う必要はありません。

 系統的に配列された絵を見ていくだけで、意味が理解できるようにこの本は作られています。

 日本語に置きかえず、フランス語そのもので覚えていくため、発想や感覚など本物のことばが身に付きます。


 
 絵で見るフランス語

 

3 表紙折り返しからの引用



 世界が認めた学習書。

 本書はフランス語を母語としない人が、最も効率的にフランス語を習得できるように開発されました。

 そのノウハウの有効性は、世界中で多くの読者が本書を手にとっている事実が証明しています。

 年齢を問わず、初心者から「やり直しフランス語」に至るまで、時代を超えて人々に愛され続けるベストセラーです。

 → なか見!検索



 絵で見るフランス語








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